路線紹介

運転する路線 瀬戸大橋線を紹介します

瀬戸大橋線の概要

瀬戸大橋線とは?

 JR瀬戸大橋線は山陽新幹線と接続する交通結節点である岡山駅から南へ向かい、本州と四国の間にある瀬戸内海を瀬戸大橋を渡り、四国の香川県の県庁所在地である高松駅間を結ぶ約70kmの区間の路線愛称です。宇野線岡山~茶屋町間、本四備讃線茶屋町~宇多津間、予讃線宇多津~高松間から構成されています。
 日中は高松を初めとした四国各都市へ向け快速・特急が併せて15分間隔で走る、四国島への重要な幹線となっています。

瀬戸大橋線を走る主な車両たち

おなじみの快速マリンライナー
グリーン車はダブルデッカー仕様

瀬戸内海沿いを松山へ向かう特急しおかぜ
8000系と8600系が使用される

険しい四国山地を越えて高知へ向かう特急南風
一部は徳島行きのうずしおも併結する
2019年9月より新型の2700系を投入開始

四国と東京を直結するサンライズ瀬戸
時期によっては瀬戸大橋で日の出を迎える

国土地理院の地形図(タイル)を使用して作成

BVEでの再現区間(Rev.4)

 今回公開のデータは、2001年にBVE2データとして狩野氏により公開されたBVE瀬戸大橋線データを現代版へと手直しし、対向列車や緩和曲線などBVE5の機能に最適化したものへリニューアルしたデータとなります。
 区間は岡山より瀬戸大橋を渡りまして、高松駅および宇多津駅までの公開となります。将来的に多度津方面の延伸も予定しています。

瀬戸大橋の紹介

四国を初めて本州と繋いだ瀬戸大橋

建設中の瀬戸大橋(下津井瀬戸大橋)

 四国島は今でこそ3本もの鉄橋で本州と結ばれ、まるで地続きの状態になっていますが、それが初めて実現したのは32年前、1988年の瀬戸大橋開通が最初のことでした。
 瀬戸大橋が出来るまでは岡山県宇野港と高松港を結ぶ宇高連絡船が四国へのメインルートでした。しかし、その航路で1955年に紫雲丸事故という死者168名を出す痛ましい事故が起き、それから本四間をトンネルか橋で結ぶという動きが出てきました。
 その後、児島~坂出間の備讃瀬戸に鉄道橋と高速道路が一体になった鉄道道路併用橋を架橋することに決定されました。1978年に着工され、10年に渡る工事により1988年4月10日に瀬戸大橋が開通しました。
 さらに1998年4月に明石海峡大橋(神戸・鳴門ルート)、続いて1999年5月に瀬戸内しまなみ海道(尾道・今治ルート)が開通した今も、鉄道としては唯一の本四直結ルートであり、重要な幹線として利用されています。

瀬戸大橋を構成する鉄橋群

 瀬戸大橋は備讃瀬戸にある塩飽(しわく)諸島の6つの島々を繋ぐように架けられており、吊り橋・斜張橋・トラス橋および高架橋10個を組み合わせた構成となっています。

下津井瀬戸大橋

吊り橋 1,447m
岡山・香川県境をまたぐ

櫃石島橋

斜張橋 792m
櫃石島と岩黒島を結ぶ

岩黒島橋

斜張橋 792m
櫃石島橋と双子の橋

与島橋

トラス橋 877m
ぶっちゃけ羽佐島の上のほうが長い

北備讃瀬戸大橋

吊り橋 1,611m
備讃瀬戸北航路をまたぐ

南備讃瀬戸大橋

吊り橋 1,723m
備讃瀬戸南航路をまたぐ
道路鉄道併用橋として世界2位の長さ

国土地理院の空中写真(タイル)を使用して作成

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